インタビュー

インタビューFile.9: DFreeでトイレへの誘導がよりスムーズに(知的障害がある方のケース)

DFreeを毎日使い、日常の一部になっている方のお話を伺いました

こんにちは、トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社社員のKです。

先日、ある放課後デイサービスの方から「放課後デイサービスの卒業生で、DFreeを毎日利用している方がいますよ」というお話を伺い、ご利用者のお母さまに連絡を取りました。

お電話でお話ししたHさまは、とても明るく、細かいところまで丁寧にお子さまの状態や普段のDFreeのご利用状況を教えてくださいました。同じような悩みを持つ方の参考になるならとブログへの掲載も快諾してくださいましたので、ご紹介いたします。

DFreeをつけるHさんの息子さん
DFreeを利用するHさんの息子さん

高校生のころに尿意を喪失

社員K:最初に、差支えない範囲でお子さまの障がいの状態と毎日の生活について教えていただけますでしょうか。

自閉症と知的障害を持つ20代の息子がいます。昼間は生活介護事業所に通っています。8時過ぎに家を出て、自家用車と事業所の送迎車を乗り継いで9:30ごろに事業所に到着します。帰宅は17:00ごろです。会話はできないのですが、数字やひらがな、普段よく使う単語の意味は理解しているので、こちらから話しかけたり、文字を見せたりしてコミュニケーションをとっています。

K:排尿についてはどのような状態ですか。

息子は今は尿意がなく、自分でトイレに行くことができません。

でも実は、以前は普通にトイレができていたんです。4歳のとき、幼稚園に通う前にトイレトレーニングをして、1週間くらいでスムーズにおむつが外れました。その後ずっとトイレの問題はなかったのですが、小学生の頃に一時的に尿意がなくなったことがあり、ストレスによるものだと診断されました。「あ、これかな」と思い当たる出来事もありましたし、夏休みでそのストレス原因がなくなったことで、尿意も戻ってきました。

そして、また高校2年生のころに夜尿症が始まってしまい、高3のときに昼も夜も漏れるようになりました。このときの理由はよくわからないんです・・・。泌尿器科を受診しましたが膀胱機能には異常がないと言われました。何か本人にとってストレスになることがあったのかもしれませんね。今は完全に尿意がなく、漏れて服が濡れても気にならないようです。

トイレのタイミング確認のために利用

K:DFreeを購入しようと思ったきっかけはどのようなものだったんですか?

完全に紙おむつになるのを防ぐために介護事業所では布パンツを履いているのですが、何度もおもらしをして、1日に2回も3回も着替えさせてもらっていたんです。かなりお手数をおかけしていたと思います。

去年(2018年)春ごろに事業所の職員さんからDFreeのことを聞いて興味を持ったんですが、その時はまだ個人向けの販売が始まっていませんでした。今年(2019年)の3月に個人でも買えるようになっていることを知り、4月から使い始めました。

K:毎日の生活の中で、DFreeはどのように使っていますか?施設では職員さんにも協力いただいているんですか?

朝起きて私がDFreeを装着させ、夜の入浴、就寝時間以外は基本的にはずっと付けています。事業所までの車移動中は通知が鳴ってもトイレに行けないので、移動のときだけ紙おむつに履き替えています。

DFreeのトイレ通知のメーターはいつも8に設定しています。受信は本人のiPod touchを使っているのですが、本人に持たせると他のことに使って充電がすぐになくなってしまうので、職員の方に持っていただいています。基本的にはメーターが8のときにトイレに誘導していただくのですが、たまに2とか5とかでも漏れることがあるので、食後で水分をたくさんとった後など「ちょっと怪しいな」と感じたら、職員さんの判断でトイレに誘導してもらっています。

DFreeのアプリ画面を確認するHさんと息子さん
DFreeのアプリで尿のたまり具合が8になっていることを確認

K:率直にお伺いします。DFreeはお役に立っていますか?

はい、以前は事業所での着替えが1日2~3回発生していましたが、今は漏らさない日も増えて、自宅での洗濯の回数も少なくなりました。外出先でも、DFreeを見ながらトイレを早めに探したりできます。

あと、本人がスムーズにトイレに行くようになりましたね。以前はトイレに行こうと言っても嫌がったりしたのですが、今はDFreeのアプリ画面を見せて8だと分かると「しょうがない、トイレ行くか」という感じで、素直に動いてくれます(笑)。正直少し高いなと思ったけれど、とても助かっています。

今後の課題

K:機能面で改善を望まれるところはありますか?

就寝時間に充電しているのですが、本当は就寝時も使いたいんですよね。でも、次の日に使うことを考えると就寝時間に充電するしかなく・・・。夜は紙おむつで寝ているのですが、漏れ出てシーツなどが濡れてしまうことも多いんです。夜も昼も使えるようになったらいいなと思います。

あとは、アプリの方で、排尿の記録をつける際に文字も書き込めたらいいなと思います。排泄の状況について事業所と連絡を取り合っているので、飲んだ水分量や漏らした情報などをメモしているんです。アプリで全部管理できたら楽だなと思います。

排尿の記録ノートとDFreeアプリ
排尿の記録をアプリで確認しながらノートにまとめているHさん

編集後記

ご自宅だけでなく生活介護事業所でもDFreeをご利用いただき、生活全般でDFreeが息子さんの尿意の代わりとなってお役に立ててることを嬉しく思いました。

メーターが2や5でも漏れることがあるという点については、超音波センサーが浮いてしまったり、貼る位置がずれてしまうと数値が正確に取れない場合があります。姿勢に注意していただきたい点と、超音波センサーが恥骨に当たっていないかを確認していただきたい点をお伝えしました。(恥骨にセンサーが当たると膀胱の状態が見れないため、もう少し上に貼る必要があります。)後日、いつもよりも少し上に貼ったら誤表示がなくなったという嬉しいご連絡もいただきました。

8/1に販売開始をしたD-padも体験いただきましたが、貼る位置が分かりやかったというご連絡をいただきました。今後もセンサーの装着性の良さや固定力の強化には引き続き取り組んでいきます。

改善のご要望をいただいた充電についてはハードウェアの改良なので時間がかかると思いますが、アプリについては、ご利用者さまに使いやすい形にどんどん変更をしていく中でより具体的に改善につながるようにしたいと思います。

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