こんにちは、トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社社員のKです。
先日12名の元気で活動的なシニアの方にDFreeを使っていただくモニター調査を実施しました。DFreeというと「介護施設で使われている」というイメージを持たれることが多いですが、要介護状態ではないいわゆる”アクティブシニア”の方で、頻尿や尿漏れの悩みを抱えている方も多いのです。そのような方の生活にDFreeがどのようにお役に立てるのかを知るため、モニターをお願いしました。
※現在はモニター利用を募集しておりません。
今日はその中のお1人Fさんに、モニターを終えて改めてお話を伺いました。Fさんは、教育関連のNPOの運営に飛び回るとてもアクティブな方です。
頻尿のお悩み
K:この度はモニターにご協力いただきありがとうございました。モニター参加前のFさんの排尿のお悩みはどのようなものでしたか。
10年ほど前に、とてもトイレの間隔が近くて、漏れてしまうことが増えました。知人にその話をしたところ泌尿器の受診を勧められ、そこで過活動膀胱と診断されました。
2-3年前が尿漏れのピークでしたね。500円玉くらいのシミができるくらい漏れてしまい、匂いも気になりました。尿漏れパットをつけたこともあったんですが、そうすると油断してしまうのか、さらに漏れるようになってしまって・・・すぐに使うのをやめてしまいました。漢方も試したりしましたね。藁をもつかむといいますか、頻尿や尿漏れによいと聞いたものはいろいろ試しました。それで今回もDFreeのモニターに興味を持ちました。
K:トイレの回数はどのくらいでしたか?
モニター参加時、昼間は14~15回くらいトイレに行っていました。夜は4回くらいかな。1時間半おきくらいに起きていましたね。
(※正常な排尿回数は日中7回、夜間1回とされています)

自分の尿意に自信が持てるように
K:今回モニター期間の4週間、DFreeを日常生活の中で使っていただきました。どのようにお使いになりましたか?
1日6~7時間、朝や夜やいろんな時間帯に使ってみました。通知は、低めの4くらいに設定していました。同時に自分がトイレに行った時間を記録する排尿日誌を書き始めました。モニター期間中も、病院で処方してもらっている薬は1日1回朝飲んでいました。
DFreeの通知を、4で設定していたので通知のタイミングではたいてい尿意がなく、通知を無視して自分の尿意のタイミングでトイレに行くようにしていました。今思えば、通知が来た時に自分の尿意を確かめて「まだ行きたくない、通知を無視しよう」と確認することで、自分の尿意に自信を持てるようになっていったような気がします。
K:記録を見ると、10日前後からトイレの回数が減っているような気がします。このころ何か変化がありましたか?
使い始めて2週間くらい経ったころですね、昼間のトイレの回数が10回以下になったときがあったんです。通知が来て尿意がなかったときにトイレに行かないということを繰り返しているうちに、これまでは尿意があるからではなく漏れるんじゃないかと気になってトイレに行っていた、ということに気づいたんです。
そこから「尿意があるときにトイレに行けばいいんだ」と思えるようになって、今では昼間のトイレの回数が6~8回になっています。もちろん薬も飲み続けていますが、DFreeで尿の溜まり具合が見える化ができたことと、排尿日誌でトイレの回数を意識的に確認するようになったことで、頻尿の悩みが軽減しました。自分でもビックリです。
Fさんの排尿日誌を見ると左の6月の排尿日誌では14回も行っていたトイレが右の7月の排尿日誌では7回に減っています
K:私たちもそれを伺ってとてもうれしく思います。生活に変化はありましたか?
とにかく気持ちが楽になりましたね。うちにゆっくり歩いて帰れるとか、コーヒーを気にせず飲めるとか、そんな普通のことですけれどね。家に帰るとき、途中でトイレを探したり、いつも急いでいましたから。家が近くなると条件反射的にトイレに行きたい気持ちになっていましたね。お酒を飲みに行くのも楽しみになりましたよ。
使いにくかった点
K:逆にDFreeをご利用していて使いにくい点はありましたか?
アプリは、何度か操作ミスをしてしまったことはありましたが、全体にシンプルでそこまで難しいことはありませんでしたよ。
ただ、最初の1週間くらいは装着に苦戦しましたね。テープを貼るときもたついてしまってテープ同士がくっついたり、日によって貼る位置が変わっていないかも心配でした。テープを貼っていたところが全体的に赤くかぶれたりもしました。病院でクリームをいただき、DFreeを着けていない時間はクリームを塗って肌を休ませていました。もうちょっと装着しやすくなるといいですね。
編集後記
高齢者介護の用途だけでなく、アクティブな方の生活でどのようにお役に立てるのか確認をするモニター調査でしたが、DFreeによる「膀胱の状態の見える化」が、尿意に自信がなくなっている方がご自身の尿意と向き合うきっかけを作れる可能性があるということを感じました。
一方で、ご高齢の方が感じる装着面の難しさやアプリの使いにくいさの課題もご指摘いただき、今後の改善課題として改めて取り組みたいと思いました。
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